2024.12.15
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第6回痛みの行動医学研究会を開催します
第6回痛みの行動医学研究会 「痛み・疲労・感染免疫ー行動医学の新しいパラダイム」 を共催で開催します
第6回痛みの行動医学研究会
「痛み・疲労・感染免疫-行動医学の新しいパラダイム」
「風邪をひくと身体の節々が痛む」
我々は、経験的に、感染と痛みに深い関係があることを知っています。昨今、新型コロナウイルス感染後の痛みや倦怠感などの後遺症について注目が集まっています。感染をきっかけに神経系に変化が生じ、人々の行動に影響を与えているようです。痛みと感染や炎症は,お互いに連関・共役した生体応答であり,臨床医学的にも基礎医学的にも,両者を分離して評価・理解することは簡単ではありません.外傷・炎症・感染は,侵害受容性の機構を介して直接,痛みを生じさせる一方,神経系内外の免疫細胞や生理活性物質を介して,さまざまな時間スケールの影響を相互に及ぼし合うことが明らかになってきました.真菌感染や敗血症が痛覚神経を介して生体の生命維持機能に大きな影響を及ぼす機構を見出された丸山健太先生,新生期のHSVウィルス感染の潜伏が,成熟後の精神症状に影響を及ぼす機構をつきとめた近藤一博先生をお招きし,これらの領域のgame changingなご研究の成果についてお話しいただきます.
また,本研究会幹事である仙波恵美子先生に,研究者としてのお仕事の集大成ともいえる,動物やヒトのさまざまな行動が、どのような脳活動によって引き起こされているか?さらに痛みとどのように関連しているのか?についてお話しいただきます.
いずれも、他の痛み関連の学会や研究会では聴くことができなかったけれども、実際には痛みの本質と深くかかわっている可能性の高い研究成果を知ることができます。痛みに関心をお持ちの臨床に携わっておられる方々や研究に関心のある多くの方々に聴いていただきたい内容です。
日時 令和6年12月15日(日)10:00~12:30
場所 CIVI研修センター新大阪東E303(先着50名まで) WEB参加も歓迎
費用 現地参加5,000円(懇親会費込) オンライン・オンデマンド参加3,000円
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